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『刀剣乱舞-ONLINE-』に関するお詫び

2015年7月10日

株式会社ニトロプラス
代表取締役 小坂崇氣
 
 弊社が株式会社DMM.com様に原作供給をさせていただいているPCブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に関して、弊社が制作を担当したデザイン素材の一部に問題があり、お客様及び関係者様に多大なご迷惑をおかけしたことにつきまして、会社を代表してお詫び申し上げます。
 
 今回の問題発生の経緯について、以下に状況を説明させていただきます。
 
 『刀剣乱舞-ONLINE-』に関してDMM様より依頼を受け、弊社で制作を担当して納品をしたデザイン素材の中に、インターネット検索等で収拾した画像を適切な権利処理をせずに利用して制作したものがあるとのご指摘を、SNSサービスやお客様からの直接のご連絡によりいただきました。その後DMM様と共同で、指摘事項に関して調査を行いました結果、権利処理において問題があると判断しうる事例が確認されました。
 
 具体的な原因についてですが、今回の『刀剣乱舞-ONLINE-』作業に携わった社内デザイナーが、新人採用されて間もないデザイナーだったということもあり、権利処理に関する認識、教育が足りていなかったため、問題を認識することなく製作作業を行ってしまいました。
 また社内制作されたデザインのチェックは弊社内の現場責任者が行っておりましたが、この段階では完成度やデザインクオリティのチェックのみ行い、権利処理という観点からのチェックが出来ておりませんでした。
 そして統括責任者として管理しておりました私自身も、問題に気づくことなく、チェック機関としての機能を果たしていませんでした。
 以上のような不備の連鎖により、今回の問題が発生したものと認識しております。
 
 本件については、弊社が制作、納品をした素材に起因した問題でございますので、その最大の責任は弊社にあるものと考え、今後の対応方針等については、弊社に発注をいただきましたクライアントである、DMM様の指示に従うこととさせていただきました。弊社デザインによりご迷惑をおかけした関係者様、及びお客様に、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
 
 DMM様からは法的な問題点及び社会的影響の観点から、具体的な修正指示をいただいておりますが、弊社としてはご迷惑をおかけしたこと、お客様にご不安を与えてしまったことなどに対する道義的責任から、いただいた修正指示とは別の基準により、可能であれば弊社の自主的行動としての修正を、DMM様と相談の上、追加したいと考えております。
 
 また今回の問題は主に、私をはじめとする『刀剣乱舞-ONLINE-』プロジェクトに関わったスタッフの能力不足に起因するところが大きく、これらについては、DMM様ならびにお客様にご迷惑をおかけしない形で、私自身も含め関係者の処分を検討しております。
 
 最後になりますが、この度は弊社の不手際によりご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。改めてお詫びを申し上げると共に、不備を整えて今後も精進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


DMM.com:『刀剣乱舞-ONLINE-』に関するご連絡
 
公開日:
2015年7月10日

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https://www.nitroplus.co.jp/news/2015/4536.php

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