幽宮 (かくりのみや)

 人外たちが暮らす異界。
一般の人間が知る現実世界の中に、様々な人外の幽宮が存在している。
幽宮にはそれぞれ固有の法則が働いており、
それに従って生きる住人たちがいる。

幽宮 (かくりのみや)

人外が持つ力にして、自己そのもの。
魔物はそれぞれの理に従って、その力を振るう。

幽宮 (かくりのみや)

心の奥にある内面世界に通じる「門」のこと。
この「門」を「開く」ことで内面世界と現実世界をつなぎ、
外界に影響を与える=魔力を使用することができる。
※例えば、“心に燃える熱い怒りの炎”を
「門を開いて」外に出すことで、周囲を炎に包む。
このように魔物や魔術師が物理法則を越えた力を使うのは、
「門を開く」ことによる。

幽宮 (かくりのみや)

自分とは別の存在の魔力を使用する技術。
他者の力を借りて制御するため、様々な理論や法則を熟知し、
事前の準備などが必要となる。
自分自身の魔力を行使する魔物たちは、
このような他者の魔力に頼る「魔法使い」という存在を軽蔑している。

幽宮 (かくりのみや)

遥か昔から人間を守護してきた力。
その力は“最も気高き刃” “最も古い祈り”“最も深き飢え”と呼ばれ、
それぞれが「勇気」 「愛」「叡智」を象徴している。
勇気の力“最も気高き刃”はある一人の女性に、
残り二つはそれぞれ物体に宿っているらしいのだが……。


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