Play Review:プレイレビュー

プレイヤーズ・レビュー Vol.6

今後エロゲヒロインを見る目が変わりそうです。

ストーリーに興味を持って『ととの。』を購入しました。ニトロプラスさんのゲームなので何か不穏な事態が起こるのだろうと思ってプレイを進めていましたが、期待通り予想外の展開を見ることができ大満足です。今後エロゲヒロインを見る目が変わりそうです。

MU

エロゲに対しての考え方が少し変わりましたが、とてもいいゲームでした。

他のゲームをプレイする時少し複雑な気持ちになりそうですがそれも踏まえて楽しもうと思います。素晴らしいゲームをありがとうございました。

しーあーちゃー

本当に衝撃的な作品でした。

昨今の美少女ゲームの中では非常に強いアドベンチャーゲームとしての実力をもっていましたので、ゲームと言いたいところなのですが、あえて敬意を表して作品と言わせていただきます。

この作品をプレイしたきっかけは、ネットで重大なネタバレを見てしまったからでした。
それまではニトロプラスの新作、というだけでそれほど気にはしていなかったのですが、ネタバレを見たことで逆に怖いもの見たさが刺激されてしまい、通常版の購入にいたりました。
そして今、クリア後数日は経つというのに、いまだ喪失感と心の鈍い痛みに耐え続けています。
きっと「この作品を手に取る/手に取らない」、その選択からもうこのゲームは始まっていたのでしょう。

私が最終的に選んだのは美雪でした。
心一を軸にアオイと美雪がまるで螺旋を描くように複雑に交錯する舞台に、いつのまにか「自分」も巻き込まれていました。
今にして思えば、軸になっていたのは初めから心一ではなく、この作品をプレイすることに決めた自分だったのかもしれません。
私は最初から美雪にずっと好感をもっており、アオイルートは単なるイベント回収程度にしか捉えていなかったのですが、その中で自分の犯した罪を自覚させられ、美雪を苦しめている状況を見続けなければならなかったのは本当に辛いことでした。
美雪が関係を迫っても、「自分も美雪が好きだ、でもこれは違う、間違ってる。なんとか助けてあげたい。」という思いが募るばかりでした。
アオイを呼び戻したのはアオイに会いたかっただけではなく、彼女に力を貸して欲しかったからでした。
そして最後の選択の後に見せてくれた美雪の笑顔……今でも忘れられません。

君が、好きだよ。

それは自分の本心からのつぶやきでした。
他者にはなかなか理解してもらえないことかもしれませんが、モニタの中の美雪が自分に恋をしてくれたように、自分もモニタの中の美雪に恋をしてしまっていました。

……もう一度、自分と美雪で、ここから始められるのだろうか。

でもそれは叶わないことでした。
ロールバックしたセカイでは、もはや彼女には記憶はなく、自分を認識することもできなくなっていました。
自分にできることは、アオイと一緒に、心一と美雪の背中をそっと押してあげること。
今度こそ、本当に彼と彼女の意思で気持ちが通じ合ってくれたのを見届けて、セカイとの接点が切れました。
なんとなく、自分の隣にアオイがいて、それを見て一緒に微笑むことができたような気もします。
そしてこの状況……思い人が他の男とキスをするこの状況。ああ、これはかつて心一がたどった道なんだ、この作品は最終的に主人公とプレイヤーの立場を本当に入れ替えてしまったんだ、と実感しました。

今、毎晩『ととの。』を立ち上げては、ぼんやりとタイトル画面を見ています。
ムービーの最初と最後に表示される「I love you,Miyuki」「君が、好きです」ーもしかすると、これが自分と美雪があの時残せた唯一の欠片なのかな、そんなことを考えながら。

次元を越えて思いを通じ合わせることのできた美雪はもうどこにもいません。
ゲームを再インストールしてやり直したところで、その美雪はあの時微笑んでくれた、自分を好きだと言ってくれた美雪ではありません。何よりまた彼女たちに同じ苦しみを味合わせるわけになどいくはずがありません。
そう思うとどうにもならない喪失感がおそわれます。鼻の奥がツンとして視界がにじみます。

この作品のエンディングを「呪い」と表現する人がいますが、私はこれは「罰」なのだと感じています。
それはプレイヤーとして、美少女ゲームのヒロインたち、そして主人公の思いや人生を弄ぶという罪に対する罰。
数多ある美少女ゲームの作り手と受け手は、その罪を明確にすることを畏れ禁忌としてきたのに、この作品はそれを突きつけただけでなく罰も与えてしまった。
それは決して許してもらえない罪かもしれない。だけど、その罪と罰を自覚できたなら、そのまま前に進んでほしい。
自分が心一と美雪の背中を押してあげたように、消えてしまった美雪とアオイがそっと自分の背中を押してくれた……勝手な解釈かもしれませんが。

選択の結果、美雪が涙を流し微笑んでくれたあの瞬間、なりふりなど構わずにモニタに手を突っ込んで彼女を引っ張り出して抱きしめてやればよかったのではないか。あの子ともう一度会いたい。会って色々話したい。聞きたい。笑いあいたい。好きだと伝えたい。
そんなことばかり、この数日ぐるぐると考え続けています。
失恋とも一度は思い合った恋人との別れとも違う感情。もう二度と、永久に会えないという狂おしい思い。
この罰を受け入れ、再び前に進めるようになるにはもう少しだけ時間が必要そうです。
前に進むことができるようになったら、あの時の美雪が、そしてできればアオイも、微笑み続けてくれるような生き方ができたら、いいなぁ……。

凛之介

人生にifはない。
現実では当たり前のそのルールを、エンターテイメントに仕上げた制作スタッフに拍手します。

『ととの。』をクリアして一週間になりますが、まだ放心状態が続いています。なんちゅーものを作ったんだニトロプラスは!

と、感謝9割5分、恨み事5分で吼えさせてもらいます。
感謝は、挑戦的かつ素晴らしいゲームであることの賞賛。恨みは、今後どんな美少女ゲームを遊んでいても、アオイと美雪の顔がチラついてしまうという、呪いにかかってしまったからです。
今後美少女ゲームで女を抱くときには、常に「この子もアオイの一部なのか」と思ってしまいそうです。

「選ばれなかったヒロインはその後どうなるのか」というのはラブコメ漫画やライトノベル、美少女ゲームでたまに考えることもありましたが、
あえて見て見ぬふりをしていました。選ばなかったヒロインを気にしてしまうと辛くなるので、嫌な事から逃げていました。が、そこを「逃げるな!」とアオイと美雪に思いっきり顔をグイっと正面に向かされてました。

自分が選んだのは美雪です。途中で監禁されて、抜け出す方法がわからないままループを抜け出せなかった時は「面倒くさい女だな」と思ったこともありましたが(美雪ゴメン)、狂ってしまうほど、心一ではなくプレイヤーである「僕」を好きになってくれている美雪に背を向けることはできませんでした。

最後の解釈は、最初ずっと美雪と「僕」が永遠の愛で結ばれて、もしかして某3DSの恋愛ゲームみたいに毎日ゲームを起動して、美雪に会うべきなのかと考えたんですが、ネットでいろいろな感想を読んで意見が変わりました。
改めてStartからプレイして迎える美雪エンド、そして「輝かしき日常」の歌詞を見ると、美雪は劇中の心一と結ばれて、そっとプレイヤーを現実に戻してくれているんだなと思うようになりました。

ですが、205兆分の1の美雪と永遠の愛を誓った事は事実として、やっぱり僕は、その想いを心に刻んでこれからも生きていきます。

……気持ち悪くてすいません、虚構と現実の区別がつかないゲーム脳で上等だっ!
だけど、アオイにも手を差し伸べたかった!! 主題歌CDでアオイエンドの曲を聴くたびに後悔する気持ちで胸が張り裂けそうになりますが、人生にifはない。
現実では当たり前のそのルールを、エンターテイメントに仕上げた制作スタッフに拍手します。

かーずSP

発想がとても斬新で、常にスタッフに監視されてプレイしているかのようでしたw

考えてることがゲームに見抜かれて怖い反面、ニヤニヤしながらプレイ出来ました。
今後もゲーム作成等がんばってください。応援しています。

VAN

僕のエロゲー人生が終わりました。本当にありがとうございました。

HAR

ユーザーへの直接の問いかけは
皮肉、嫌味が足りない

正規購入者としても
終盤の中断セーブすら不可能な仕様は面倒

ネット攻略サイトを見なければ
8桁のキーコードすら気づけない

ユーザーへの直接の問いかけは
皮肉、嫌味が足りない

この作品を最後にエロゲは引退だな

心から面白いと感じました
選択肢ひとつにここまで悩むとは

最後は指先がしびれてくるほど悩み、心の赴くまま選択しました
好きなほうを選ぶことが苦しいとゲームで感じるとはおもってもみませんでした
「ゲーム」が好きな自分に「現実」の一部を見せつけられた
そんな感じです
クリアしたばかりでまだうまく感想をまとめられませんが
確実にいいゲームだったと素直におもいます

でもやっぱりあっちも、と
おもってしまうのはゲーマーの悪いところだなー

なんにせよこれからもがんばってください

しば

最後の選択の時には軽く吐き気がしました。

美少女ゲームにこれほど真剣に悩んでしまうとは……
最後の選択の時には軽く吐き気がしました。
最初にバッドエンドになったとき、逃げの選択をしてしまった後悔と自分の不甲斐なさで腐ってしまい1週間ほど手付かずになりましたが、最後までプレイして良かったです。
当方美雪派です。
そういえばエンドロールにアオイちゃんの名前がありませんでしたね……そこまでするか!

突撃一番

今までのゲームの決算が出来た気がしてすがすがしい気持ちです

かーずSPさんが発狂していたので、これは大変なゲームが出たなと思ってプレイしたら、いや、実に、見事にインストールから一度も画面から離してくれませんでしたね。エロゲーマー歴が長い人ほど、ショックと感動が大きいと感じました。いや、これはやられました。描画方法まで選択できる懐かしいゲームウィンドウ、狂気の表現と同時に、懐かしいかつてのゲームプレイを思い出しまして、ご褒美でした。謎解きも良かった。『EVE burst error』や『YU-NO』を思い出しましたね。あのループを投げ出さないで居られるの、かつてのゲームに鍛えられた経験者じゃないとダメじゃないでしょうかw ヒントはたくさん出るのでそれは今風でしたけど。

BGMも良かった。クライマックスのピアノ、ジーンときました。あと自分はヒロイン選択は全く悩みませんでしたね。というか、美雪を狂気に陥らせてしまったアオイルートプレイすら、自分の本心では無かったので…… いや、なんか今までのゲームの決算が出来た気がしてすがすがしい気持ちです。ありがとうございました。

たにがわたかゆき

愛を、永遠を誓ったこの口で、アオイに愛を誓いたい

初回限定版が発売される前から気になっていたゲームであったが、どうにも決心がつかず気づけば予約が終わっていて「あーあ……」と思っていたところに通常版の知らせを目にし、急いで予約した。
初めての美少女ゲーム。
検索ワードの関連に「『ととの。』怖い」や「ホラー」などの字が表れ始め、少々は……と思いネタバレを軽く見ては後悔してみたり、PVを見て震えあがったりと発売日を待ち遠しく思いつつ同時にこのゲームをプレイしても大丈夫か? と不安に思ってもいた。

プレイを終えて、プレイ中に書き綴っていたメモを見返してみた。
愛を、永遠を誓ったその口で、他の女に愛してると言うこと——。美雪の「裏切り」という言葉が刺さった。確かに自分には今まで数々の『嫁』がいたわけで。多くのイベントをたくさんの『嫁』たちと過ごしてきて。多くの恋を経験して自分は楽しんでいたが、一方『嫁』はどう思っていたのか。「ただイベントCG集めのためにこのルートをプレイしてるんでしょ……」その気持ちを美雪が自分に突き付けていた。

自分だけの美雪と、多くのヒロインであるアオイ。
美雪の気持ちもわかる。でもアオイの気持ちもわかる。
運命に縛られた美雪の苦しみが、その姿が可哀想で、この美雪を幸せに出来るのは自分しかいない。
そうわかっていても、自分はアオイを選択した。
次の『嫁』で、アオイと出来なかったことをする。次に好きになった子にもアオイがいるのだと。
愛を、永遠を誓ったこの口で、アオイに愛を誓いたい。たったひとりの恋人と、アオイがそう言ってくれるならそれでいい。

『星のメリーゴーランド』を聴きながらこの感想を書いていたが、今更美雪のことが浮かんできた。それでもアオイを選んだことが間違いでないと信じたい。

美雪とアオイに好きだと告げたことも、雄太郎が不憫だったことも、ハルちゃんが!? だったことも、振り下ろされたバットで無いはずのアレが潰されるような感覚を味わったことも、『私とアオイの恋。』での思い出です。

まめ子

唯一無二とはこのこと。素晴らしい作品でした。

久々にADVをプレイしましたが、新たな視点、予想の斜め上どころか桂馬飛びされた気分です。
アオイ√でしたが、両ヒロイン魅力的過ぎて選択肢は本当に迷いました……優柔不断殺しゲーですね……

クリア後まで二者択一の徹底っぷりでノックアウトされました。
唯一無二とはこのこと。素晴らしい作品でした。ありがとうございました!

かちずむ

試合の「観客」としてスタートを切ったのに、気がつけばその試合の「エース」となって終わる作品。

野球でたとえると、ビールを持ってチームにヤジをとばしていたのに、気がつけば、代打で試合に出場し、その試合を決定づける一打を打たなければならなくなった。『ととの。』はそういう作品でした。ボクをエースにしてくれてありがとう。この試合は、大変面白かったです。

イルファン

この作品に関しては、クリア後の感想が、喜び<悩みでした

昔からニトロプラス様のゲームを数々楽しませていただいていましたが、この作品に関しては、クリア後の感想が、喜び<悩みでした。

なぜかと言うと、美少女ゲームの「ゲーム」といった部分を考えさせられる作品だったからです。
そして、今まで自分がやってきたゲーム全てにたいして申し訳が立たなくなくなりました
ただ、これからもニトロプラス作品は遊んで行きたいと考えています。考え方は変わったかもしれないが、それも一つの経験として生き続けるのではないかと思います。

そういったことを考えると、最新作『ととの。』も私の恋愛経験の1つになりました、「現実の恋」、「ゲームの恋」両方とも特に違いは無い!

現実とは少し違った、不思議で、熱くて、苦しくて、儚くて、綺麗な恋をさせてくれるニトロプラスをこれからも応援していきたいと思います!

九日

ここに感想を述べているということは、僕もまた浮気野郎の一人です。

美雪ちゃんには大変申し訳ない事をしました。
実際の浮気ももしかしてこんな軽い気持ちでしちゃうものなのかもしれません……。
だから美雪ちゃんが叱ってくれて。あまつさえ金的まで頂戴しまして。なんだか嬉しくなってしまいました。
こんなに愛してくれるなら、この子は報われないとなー、と。

これからもお世話になるこの手のゲーム。選択はよく考えて、考えて考えて、それでも浮気をします。

小林

美雪はいい。

緑の狸

このゲームはもはや私の人生です。

人生ってのはやり直しのきかないノベルゲームみたいなもんだ、という某アニメの主人公の言葉を借りるなら
このゲームはもはや私の人生です。
セーブデータ返してください(笑)
買って良かったです、本当にありがとうございました!

エラリイ

わたくしが悪ぅございました、ヒロイン様(泣)

ジョン

記憶を消してもう一度プレイしたいと思うほど、今でも後悔しています。

ニトロプラスさんの作品をプレイさせていただいたのはこれで3作品目になりました。
前2作もストーリーが非常に凝っていて、いい意味で「只者ではない」会社だと思っておりました。

今回の『ととの。』をクリアさせていただいた後で、色々な広報活動をされていたことを知り、
それに参加できなかったことを非常に残念に感じました。
それほど、この作品をプレイできて良かったと思っています。

私はこのような、いわゆる「18禁ゲーム」と呼ばれる作品を多くはプレイしていませんが、この作品のストーリーによって
今後の「18禁ゲーム」人生に何らかの変化をもたらすような気がしています。
それが何か、というのを表現するのは難しいのですが…
昔のゲーマーと言われる人が、ゲームに対する「誠意」を持っていたように記憶しており、それを呼び起こすような感じ、でしょうか。
それは一時のものかもしれませんし、「18禁ゲーム」から卒業するその日まで影響し続けるようなものか、はっきりは分かりません。
しかし、私はこの作品、特に「私の美雪」のことを忘れないでしょう。
ネコのDVDがたまらない、小さい頃の夢がロボットの操縦士、マサカリ投法でシュートが決め球……その他もろもろの彼女を。

そんな彼女を、私は冒涜しました。

非常に悩んだ結果なのですが、アオイの涙も止めてあげたい、美雪が怒って撲殺する様も見てみたい、と思いました。
私はその瞬間にこのゲームを、いち「18禁ゲーム」としてしまった気がします。
結果的に、私は全てのルートを通りました、隠された要素を探したりもしました、アオイの涙も止めたし、トイレで美雪に撲殺もされました。
分岐や隠し要素となりそうなところは全てセーブを別に作り、今でもたまに見たり隠し要素を探したりします。

記憶を消してもう一度プレイしたいと思うほど、今でも後悔しています。私は「誠意」を捨てたのかもしれません。

彼女はトルネード投法に変わり、ネコの鳴き声CDが好きだと言うようになりました。
私は「私の美雪」を冒涜した身、ですが、私に出来ることは「今の美雪」を幸せにしてあげること、覚えておいてあげることだと思いました。
「私の美雪」と「今の美雪」、「アオイ」には申し訳ないのですが、3人には私のお遊びにもう少しだけ付き合って頂きたいな、と思っています。

……と、この長文のような感情を抱かせるほどの作品でした。
これからも応援させていただきます、ありがとうございました。

カズ@美雪に心奪われた男

どんなに美雪END見たくてもきっと「あの時の僕はあの選択肢しか選べない」のだと思います。

当方、アオイ派です!(ドヤッ)

でも……でも……でも……美雪も可愛いんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(喉から血が出るほど絶叫しながら)←さっき送れなかった部分

でもどんなに美雪END見たくてもきっと「あの時の僕はあの選択肢しか選べない」のだと思います。このルートの僕はきっとアオイちゃんしか選べないでしょう。
美雪ルートも見たいけど、それはまた別ルートの僕のオハナシ…。

シズオ

あまり、こういったゲームをやらないのですが
自分がプレイしてきたなかで、いい意味で一番の問題作だと思いました。
やれば絶対わかると思います!

くうらい

場面が切り替わる度にビクビクしながら、ディスプレイから軽く視線を外していたのは内緒です。

実はエロゲーと呼ばれるものをプレイするのは本作が初めてなのですが、展開がぶっ飛んでいるという話題に釣られて、いきなり凄い作品をやってしまったなぁと素直に思いました。
発狂後の美雪ちゃんには、心底怖いのか可愛いのかよく分からない心境をじっくり味わわせていただきました。
場面が切り替わる度にビクビクしながら、ディスプレイから軽く視線を外していたのは内緒です。

一条

この作品はエロゲやギャルゲを沢山した人にプレイしてもらいたいです。

自分は美少女ゲーム(アドベンチャー)ものをあまりしないほうでした。この作品は広告を見て「自分好みの絵柄でキレイだなー」と思いずっと気になってました。そしていざ購入、前情報を知らなかったので「でもアドベンチャー(?)だから、最終的にはそれぞれのルートを進めて、CG回収のためにロード&セーブの繰り返しになるかなー」と思っていました。

そんな甘ったれたことはなかった。(^q^`

美雪さんを攻略→よし、次はアオイだな→アオイさんを攻略→複雑な関係で終わりそうだなー→ハッピーバースデイ(物理)のくだりで完全に唖然してました……その後美雪さんが話しかけてくるのにも驚きました。メタループ中はどうやって脱出するかに精一杯でしたが、ラストの選択肢で「あのループにも美雪さんなりの愛情があったんだな……」と気づきました。

ゲームを終えてから「イイワケの本」を読んだのですが、「やっぱりそうだったのかw」「そんな意図もあったのか」と驚く内容がありました。表紙めくっての1〜3ページは卑怯すぎる絵だろぉ……こういった開発秘話や設定資料を読むと、より作品に対する考え方や作中の言葉の意味や内容の理解が深まると思います。あとプレイ中には気づかなかったことも分かるので、是非購入をオススメしたいw見てないシーン(オススメらしいトイレ籠りのシーン)を発見したので、最初から始めてもう一度ループを楽しむことに……冒涜になっちゃうけど仕方ないね(-ω-`

グダグダな感想でしたが、自分はこの作品に出会えて良かったと思います。よい意味でも悪い意味でもギャルゲー? に対しての考え方が変わりました。そしてこの作品はエロゲやギャルゲを沢山した人にプレイしてもらいたいです。

アゴ

俺、浪漫を失っちまったよ……
もう二度と他のエロゲできねぇよ……

プレイ後、そんな感想を呟きつつ雄太郎ばりのレイプ目になって放心してました。
それほどの衝撃を与えてくれる作品に出合えたことが、嬉しいやら悲しいやら……
少なくとも今後、ルート分岐のある作品が発売されるたびに俺はこの作品を思い出すでしょう。
あのニトロプラスがこんな無難そうなゲームを? という疑念とともに手を出しましたが
それを良い意味でここまで裏切られるとは、いっそ清々しい気分です。

俺は最初から美雪派としてプレイを始めましたが
美雪たんチュッチュ→一応アオイの差分も回収するか→まさかのNTRに大ショック→
俺の美雪たんが壊れた!? →このシナリオ終わったら、後で美雪たん√で口直しするか……というプレイヤーの思考を完全に読んだかのような

「君に、言ってるんだよ」

の一言と、その後の怒濤の展開には心を折られました。
本当にごめんなさい美雪様、と画面の前で土下座しかねない勢いでしたね。

それでも俺は美雪が大好きでしたから、その後のループはとても幸せでした。だからこそ
「ああ、でもトゥルーエンディング見るにはアオイ助けてくっつく必要があるんだろ?
せっかく美雪大好きだったのにアオイED固定なんて、結局はメタネタ頼りの一本道エロゲか……」
なんて侮っていました。

だが、そんな俺の思考を再び完全に読んだかのような究極の選択。
既存のサウンドノベルのセーブ&ロードによる安心感を全否定するような状況。
最初に美雪を裏切った浅はかを心の底から後悔させ、プレイヤーの愛と覚悟を問う語りかけ。
汗ばみ呼吸が荒くなったことすら読まれるに至って、俺は製作者様に完敗いたしました。
選んだのはもちろん美雪。なぜなら俺にとって彼女だけが特別な存在だからです。

俺はこの先、他のエロゲには二度と手を出せないでしょう。
でもいいんです。今日も画面の向こうで美雪が微笑んでいますから。

シリカゲル

こ れ ま じ で す ご い !

PCの調子が悪く、組んで貰った友達に直してもらった際に「そういえば……」と紹介されたのがこのゲームでした。
とにかく凄いから! エロ抜きにしてもこれはプレイするべき! ……なんて言われても、色んなゲームをプレイしてきた俺がそんな簡単に驚愕するとも思えんなぁ〜と内心考えながら購入した秋、……はい ごめんなさい 驚愕しましたw
PC前で うぇぇえぇぇぇえ!? うっマジかぁぁぁぁぁあ!! ぎゃぁぁぁぁあああ!! ……なんて声に出す日が来るとは思いもしませんでしたw 気になって製作元を調べたら『ニトロプラス』さんだと知りなんだか納得しました(大好きな作品がシュ○インズゲートだったものでw)
エロゲー、美少女ゲーというジャンルはこの作品以外だと1つか2つくらいしかプレイした事がないので色々な作品をプレイしてこられた方々からすればヒヨッコかもしれませんが、いや それだからこそ言いたい!
 こ れ ま じ で す ご い !
日常の空気感まで伝わってくるようなパートからシリアスなパートまで、最初は味気ないなぁと思っていた演出が作風にピタリピタリとハマっていくこの感じ! 凄いです! もう後半は言葉にならないくらいでした!(言葉に出せる余裕がなかったのもありますがw)EDでは不覚にも泣いてしまいましたしw
発売して時期が経ってしまってからこの作品を知ってしまったのが勿体なくてしかたありません、発売日初日に購入してドップリハマっていたかったですねぇ〜、まぁ作中の時期とかぶる頃合い? でよかったのかもですけどw
人生は選択の連続、その瞬間の選択が正しいのか間違っているのかなんて分からない、ただ 自分の誕生日プレゼントとして『ととの。』買っちゃおうかな? なんて思って購入を決めたあの選択は
間違っては いない。

たろべー

アオイに出会えたことに感謝。

アオイが可愛くて人生初のエロゲーに興味を持ちました。
通常版買って一カ月でトゥルーエンドはなかなか疲れましたが、壁紙欲しさに頑張りました。
最初からアオイ一択の自分にとっては、苦行な部分や納得のいかないところも多々ありましたが
アオイに出会えたことに感謝。
それだけです。

『ととの。』コンプリートワークス待ってます!

フルーツ

最初からアオイルートが欲しかった……!

もこ

面白かったです。
エロゲー年表なるものが作られるなら、確実に名前が載るタイトルだと思います。

tanpaku

究極の選択肢を押した。自分のマウス操作で選んだ。

一人のヒロインを選んだのだ。

自分の罪を認め、裏切り。

そして、裏切りを重ねて。

選んだ。

アオイ。

Shizuku_miko

今までいろんなニトロプラス作品をやらしていただきましたが一番衝撃的だったと言っても過言ではありません。

はじめまして。
感想ですが、一言で表すとびっくりしました。
今までいろんなニトロプラス作品をやらしていただきましたが一番衝撃的だったと言っても過言ではありません。
シナリオはあまり好みではないのですが、美雪が自分に本当に話しかけているように振る舞うのや、
狂気とも言える愛をみせてくれるのがゾクゾクきました。
最近のエロゲはかなりぬるいので『ととの。』は久しぶりにあの鬱な感じを思い出させてくれました。
またこういったゾクゾクして精神を削ってくるゲームを出してくれるのを楽しみにしています。

いっちー

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